柏駅西口の美容室が徹底解説!白髪染めとファッションカラーの違いは?

白髪染めとファッションカラーを混ぜたりはできるの?

 

よく聞かれる質問で白髪染めと普通のカラー(ファッションカラー)の違いについての質問があります。
実は曖昧だったりする白髪染めとファッションカラーですが今回はその違いについて解説していきます。

 

白髪染めと普通のカラーの違いとは?

 

結論から申し上げますと白髪染めとファッションカラーの違いは「色素の濃さ」だけになってきます。

白髪染めもファッションカラーも同じ「酸化染毛料」に分類されます。
なので髪の毛を染める仕組みや発色の仕方も同じです。

色素(ブラウン)が濃いために結果的に白髪が染まりやすくなっているのが白髪染めで、色味(アッシュやピンクなど)が多めに入っているのがファッションカラーとなってきます。

つまり「白髪染めとファッションカラーに明確な線引きはない」ということです。

具体的に白髪染めとファッションカラーのそれぞれの特徴を見ていきましょう。

【白髪染めの特徴】

まずは白髪染めです。
白髪染めの特徴は大きく分けて、

  1. 染める色の色素が濃い
  2. ファッションカラーに比べて色持ちがいい
  3. 暗くした場合、染めた部分は明るくできない

などとなります。
順番に解説していきます。

 

1.染める色の色素が濃い

 

白髪染めの特徴として前述の通り色素が濃いということがまず挙げられます。
この色素の濃さによって弾力やハリのある白髪をも染められるようになっています。
この時に選定した色が暗ければ暗いほど色素が濃いのでしっかり白髪が染まります。
逆に選定した色が明るければ明るいほど白髪染めでも白髪の染まりは悪くなります。

 

2.ファッションカラーに比べて色持ちがいい

 

ファッションカラーと明確な線引きはないですが白髪染めとして作られている薬剤の方が色素が濃いため色持ちはいいです。

色素が濃い色持ちとは単純に明るくなりづらいということです。
なので注意してほしいのがピンク系の白髪染めやグレージュ系の白髪染めなど、最近は白髪を染めるのにもバリエーションが増えてきてます。

しかし、あくまでもこれらのカラーの目的は「白髪を染めること」です。
なので「ピンクの色持ちをよくしたいから」などといった目的とは御門違いとなります。

 

3.暗くした場合、染めた部分は明るくできない

 

色持ちがいいのは白髪染めのメリットですが、しっかり色が入るということは逆に言うと次に明るくする時に明るくするのが難しいという事です。

しっかりと濃く染まるので色素を抜くのが難しくなってきます。
特に黒く染めた白髪染めは自然な地毛の黒とは違い、抜けないように定着しているので少し明るくする程度でもブリーチに近い薬剤を使わないと明るくならないです。

白髪染めで暗めの色にする時は特に慎重に決めましょう。

ファッションカラーの特徴

ファッションカラーの特徴

【ファッションカラーの特徴】

次にファッションカラーを見ていきましょう。
ファッションカラーの特徴は、

  1. 1.明るさを出しやすい
  2. 2.色味が入りやすい
  3. 3.色落ちが早い

などとなります。
こちらも1つずつ詳しく解説していきます。

 

1.明るさを出しやすい

 

まずファッションカラーの特徴として明るさを出しやすいです。
明るい髪となるとほぼファッションカラーになってきます。
前述の通り、1回でも白髪染めで暗い色が入っていると次に明るくするのが難しくなってきます。
あらかじめファッションカラーで染めておくと同じ暗めの色からでも次に明るくしたい時に希望の色になりやすいです。

 

2.色味が入りやすい

 

白髪を染めることを目的にしていないので薬剤に色味(アッシュやピンクなど)がメインで入っています。
色味が入っている薬剤は発色がより鮮やかになりやすいです。
さすがにブリーチなしだと限界はありますがアッシュだと透明感、ピンクだと艶感などは感じ取れるぐらいには染まります。
ブリーチをしているともっと原色に近い質感で染まってくれます。
色素が濃いものから薄いものまで幅広いので淡く入れることも濃く入れることもできます。

 

3.色落ちが早い

 

白髪染めより色素が薄いことが多いので基本的に色落ちは早いです。
つまり、髪の毛が明るければ明るいほど色落ちは早いですし、色がより鮮やかであっても色落ちは早いという事です。
なので色持ちをよくするのであれば、ファッションカラーを選んでも色素の濃い暗い色で最初は染めていくのがいいかもしれません。色落ちを想定して染めていくという事です。

 

白髪染めで明るい色はどうなの?

 

白髪染めでも明るいカラーチャートは確かにあります。
ただ結論から申しますと明るい色の白髪染めでは白髪は染まりません。
(具体的には8レベル以上のカラーでは白髪は染まりません。)

「染まる」というのがどの程度を指すかによりますが、白髪がはっきりと周りの色と同じになることはまずないです。
ただ、ほんのり茶色くはなります。
なので色が入っていないのではなく「色素が薄いため白髪だけ見ると染まっていないように見える」だけです。

白髪染めで明るい色で染めた時は周りの元の黒髪だったところも明るいので実際はコントラストの関係でそんなに白髪は目立ちません。
さらに言うと明るい色だと伸びてきた白髪も目立たなくなるメリットもあります。
黒で白髪を染めていると毎回はっきり白髪が出てきて嫌だと言う人は明るい色で白髪を染めてみるのも検討してみてはいかがでしょうか?

 

白髪染めとファッションカラーを混ぜたりはできるの?

 

白髪染めとファッションカラーを混ぜたりはできるの?

白髪染めとファッションカラーを混ぜたりはできるの?

白髪染めとファッションカラーを実は混ぜることもできます。
混ぜるメリットは白髪染めとファッションカラーの良いとこ取りをできるということです。

白髪もある程度染まり、色味も入ります。
白髪がない人なら色持ちをよくすることができます。

実際に美容師はこの方法を多く利用してお客様一人ひとりに合わせてカラーを作っていることが多いです。
要は結局は「どうしたいか」が重要なわけですね

 

柏駅西口の美容室が徹底解説!白髪染めとファッションカラーの違いは?まとめ

 

今回のことをまとめると

・白髪染めは色素が濃くファッションカラーは色素が薄いことが多い
・白髪染めは色持ちがよくファッションカラーの方が色落ちは早い
・色味が入りやすく色を変えやすいのはファッションカラー
・白髪染めは一度暗い色にするとなかなか明るくできない
・明るい白髪染めもあるので伸びても目立たない(染まりは悪いけどオススメ)などとなります。

結局どっちがいいの?って話かもしれませんがお客様の本当に好みの問題です。
白髪だからといって暗くしないといけないわけではないですし、ファッションカラーにも色持ちをよくするために少し白髪染めの薬剤を混ぜることもあります。

カラーは案外臨機応変に変えることができるので是非担当の美容師さんと相談してみてくださいね。

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